2018年04月25日

スプロール現象



都市が無秩序に広がっていくことを言う。好景気の時に見られる状態で今現在は、逆の方向になっている。と思いつつも、地価の安い場所での郊外型のショッピングモールの開発はまだ行われているのだろうか?とも頭をよぎる。

以前、イタリアに行った時に思ったのだが、街の歴史が古いほど、中央部は高密度化していき空間の魅力は縦へと伸びているように見えた。城壁の中が市街地であった歴史からの流れだろうと推測はしたが、スプロール現象がなかったわけではなさそうだ。

大分はどうだろう?と思いながらしばらく過ごしているが、郊外型のショッピングモールはあるし、住宅団地の開発も至る所にある。古い住宅団地に至っては過疎化も始まっているように思える。
しかし、平野が少ない地形であることから、必然的に大都市のようなスプロール現象は起きていないともいえる。もちろんドーナツ化現象もさほど起きていない。
経済の転換から人口現象が始まった状況において、やりやすい状況なのかもしれないなと思った。

竹田市や姫島村などに関わることができて、その思いは強くなっていく。小さな都市ほど、高密度な文化や人脈があり、行動につなげやすい。一時期の拡大社会から地形的に距離を置けたことは、これからの魅力になっているのだろう。斜面の街・別府市や盆地の街・湯布院にも同じことがいえると思う。

建築的空間に関しては「高さの魅力」を研究したいと思っている。同時に「低さ」についてもなのだが。
自分自身なのか日本人としてなのか、建築的魅力を低さと伸びやかさに感じやすい。そういう日本建築の質感はあると思う。そればかりを追い求めても行けない時代のように思う。過去をなぞらえて、過去を正義にして、これからの建築を肯定し続けるわけにもいかない。

都市の縮小が命題となりつつある状況での可能性は模索したい。願わくば「地方創生」が大都市からのスプロール現象とならないように気を付けたい。

(・・・と、FBに描いていたのだが、これウザいか。。。と思い、ブログに転載)
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