2018年01月18日

建築という仕事

どんな仕事でも同じかもしれないのだけど、建築しかしていないのでこれしかわからない。

仕事を頂けるということがどういうことなのか?
忘れないようにしないといけない、と改めて思った。

商業的な建築であれば、幾分はビジネスとしての建築としてお付き合いする姿勢が正しいように思うのだけど、
こと住宅建築に関しては、リターンのない投資でしかなく、極めて感情的な建築であると思う。
(もう少し、住宅建築の市場がサイクル性を持つ必要性はあるとおもうのだが)

何のために建てるのか?と聞けば、
家族の為、生活の為、そして人生の為だ。
それ以上でも、それ以下でもないように思う。

そういった住宅の設計を依頼されることの責任は重い。
重さを「困ったもの」として認識してしまうと、こんな仕事しないほうがいい。
いかに、人生が楽しくなる家を設計できるか?という主題があるし、
それを細かく突き止めていくと、設計の打ち合わせで笑顔が出なければいけないし、そういう自分でないといけなかったりもする。

しかし、いかんせん、こちらも仕事である。やはり経営をするための費用も、利益も、スタッフの生活も、自分と家族の老後もある。報酬は必ずもらわなければいけない。

無料で「建築のことを考える」ことをするというのは、ある意味で自殺行為だ。
タダでやってよ〜なんて言われても首を縦には触れない。
ケチケチしてるわけではない。死にたくないだけだ。

住宅設計を行って生きていくのは、施主さんの幸せを願うと同時に、自分たちも幸せになっていかないといけないということだ。
仕事の覚悟とは、幸せになる覚悟。笑える覚悟ともいえる。


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